日知り
日読み1
以下、「日読み」、つまり日暦(真の太陽暦)のページです。・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★
此れを「日読み、日暦(真の太陽暦)、円暦、日知り暦、古太陽暦、日見の暦、鬼暦」とも言う。
●この「円暦」は万年暦なので、毎年同じパターンです。
1.解説・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・★☆◎▼▽▲△■□◆◇◎●○
a.「円暦の見方」・・・・此れは万年暦なので毎年同じパターンです(上図はH14=2003年の暦盤の例ですが、七曜日
と旧暦以外は万年暦 として使えます。05-06年の円暦・万年暦も出来ていますので、拡大した現物をご希望の方は末 尾に従ってご請求下さい。
●定点・・・・・中心点は自分の現在地、つまり定点であり、また同心円は自然界と太陽を示します。中心点から真下の
方位(手前の位置)を真北・冬至点とし、其処を一年の基点とします。
●定点からの四方位・・・・・円暦は壁に貼って使うカレンダーではなく、平面に広げて使用する暦盤であり、例えば地図
と重ねて方位を確認する場合は中心点にピンを刺して使います。
或いは地図の二点間を折るか、またはこの円暦の中心点と目的の月日の所で折り返して地図に重ねれば、ピンも定
規も使わず二点の方位と暦とを図る事が出来ます(「環番号」を参照)。
●中央の方位盤・・・・・・四方・八方位・12支方位、及び磁北。
★真北・・・・・・円暦では原則(便宜上)として、国土地理院の地図で線引きされた緯度経度の子午線を真北・真南と見
なします。
■真北と磁北・・・・・真北に対して磁北を点線で示した。此れは磁針が指す偏角(西偏)が東京日本橋で6°50′、大阪
城で6°40′のため、 其の中間の6°45′を示した。この暦の北を図北(地図の北、または子午線)に合わせます。地 図がない場合はこの暦図の磁北の磁針ライ ンにコンパスの磁針を合わせます。
因みに何れも360度法で礼文島は9°00、種子島は5°43・・・・・・など、各地で異なります。
▲六方位・・・・・三方・三角形を逆に重ねた形が六方・六角です。
▲十二方位・・・・・・六方をズラせて重ねた形が十二方位・十二角で、此れが暦の上の十二ヶ月と略対応します。
■四周に広がる放射線は一年の太陽の暦盤ですが、此処では360度法ではなくて、366°に等分した分度線にして
います。
■四辺形は四方、及び御堂の平面図を示す。
■多角形は先祖と人の合体図。
■八方が示す原理・・・・・・四辺形を45°ズラせた形が八角・八方です。四方は祖父母、八方は曾祖父母の位置で蓮
弁形になる。
■十六方・・・・・・・・更に八方をズラせて重ねれば十六方位になり、此れが菊花紋形となる。此処が高祖父母、更にそ
の倍数が三十二方位で五世父母、次は六十四方位で六世父母と倍数比で続く。此れらが法華の原理であり人の魂の 実相である。また此処までが肉体の五臓六腑を司る方位であり、これ等がDNAの実は設計図となっています。
●同心円で外に広がる各円環は・・・ ・・・ ・・・ ・・・
●二十四節気(但し厳密には二至二分・四立は一日だけなので、16気で1気当たり22.375日となります)。
●二十八宿
●三十二方位
●六十四方位
●七十二候・・・・・360度を5度づつ等分したもの。
●環番号・・・・・・c[ロの冬至から始まり、時計回りに進んでbR66の冬至で完結する一連番号です。
@目的の月日を環番号で見れば逆方位の暦日が正しく割り出せます。逆方位は半年後であり、またの円暦を定点を
通じて二つ折りにすれば正しいラインが割り出せます。数字では半年先が183日後ですから例えばbR66(12/22)− 183=bP83(6/22)となり、2/5日の場合はbS5(2/5)+183=228(8/6)となります。
同様に、5/7日の半年後はbP37(5/7)+183=bR20(11/6)・・・・となる。月日で見れば間違い易いが、先ず
折って見れば陰陽関係として、次に環番号の数字で見れば、前記のように正逆関係が奇数と偶数で奇偶一対のライン になる事で再確認出来ます。
A万年暦では環番号が日々に固有の角度ですが日数計算にも使えます。其の場合は、閏年は2/29を含めて数え、
平年は其れを飛ばし、365として数えます。
●以下、お天気カレンダー、月日、七曜日・・・・・などは本年だけの循環暦注です。
▲お天気カレンダー・・・・・・・自然の天候は五風十雨の循環で営まれています。其れを此処では●晴れ、▲雨、★風
雨で示した。此れは過去何年も70 〜80%の的中実績のあるものです。但し此れは大阪府南部の循環であり、他地 区は1〜2日ズラして再設定の上、ご使用下さい。
■外環部は現行暦による月日と七曜。
●外周部は暦注、雑節、行事、祭り、歳時記。
●真の太陽暦は冬至を元旦として始まります。此の円暦は、方位と暦との整合した世界で唯一の万年暦です。其れに
対して現行のカレンダーは北天主義による数字式のカレンダー(数字を並べた星の暦の部類)であり、新年も天体の 日月とは無関係な元日から始まり、また新年度が春分からスタートするカトリック式のカレンダーです。
なので太陽暦とは言えない代物です。
万年暦366円暦の解説 ◎●○■□◇◆▼▽▲△★☆06年発行分
●366円暦を「日読み、日暦、真太陽暦、日知暦、日見暦、円方暦、五方暦、曼荼羅暦、鬼暦」とも言う。この「円暦」
は数字式ではなくて方位式なので毎年同じパターンの万年暦です。今では方位が迷信と誤解されていますが、古来、 方位は天文・人文・地理を結び付ける土台であり、数千年の実績のある自然科学の基本でした。
ですからこの基本を疑問視するのは寧ろ非科学的である。さて各国の国旗が日月星の何れかをデザインしたものであ
り、其れを国境に掲げたのは暦法を明示して新参者が混乱するのを避けるためでした。
●「太陽暦とは何か」と言えば、何万年も不変の方位を明示する太陽の方位暦であり、此れは南天の日影を見て冬至
を元旦、元旦を年始とする天文・方位・暦日が整合する暦であり、万代まで通じる万年暦であり、其れが万古不易の本 来の和暦でした。
其れに対して明治に採用した現行の西暦は北天主義による夜見の暦(星の暦)であり、政治的に弄って軍事的な数字
式カレンダーとしたものであり、実はカトリック教の暦法です。しかもカトリック教の歴史的な裏付けが有るなら兎も角、 其れがないまま、単なる約束事としたカレンダーですから宗教暦であっても科学的でも太陽暦でもない。
西洋暦の代表であるとも言えず、進歩した世界的な暦法とも言えない。更に西暦は天体とも矛盾する。例えば新年が
天体の日月とは無関係なカトリックの「マリアの祝日」を元日として始まり、月初めも月の運行と不一致のまま、政治的・ 機械的に弄った月割りで一年をバラバラにした暦です。
ですから此れを日本で採用した途端に、改暦で前文化を不明としましたし、更に何の意味もない7日単位の7並びの週
単位でブツブツ月を切った数字で並べ、星を基準にした春分の後に新年度をスタートすると言う黄泉の基準の世界に 一変させた非科学的かつ歴史的にも無意味な暦法である。
生きている自然の方位を無視して、数表として壁に貼るだけの死んだカレンダー・偽暦です。今の社会が其の欺瞞に
馴らされて弊害となって来ましたので此処に古式和暦を復元した。この円暦は言わば万物を生かす世界で唯一の真太 陽暦であり、しかも「太陽暦の宗家は日本だった」と言えば一笑されるだろうか。
「円暦」の見方・使い方
●定点(中心点)・・・自分の位置。中心点は御柱(または大日如来、または自分の現在地)であり、其れに対する周り
の同心円が自然界や太陽となりますので先ずは中心点・定点からの四方位をご覧下さい。次に円暦の基本が真北を 冬至点、即ち一年の基点とした暦盤なので、真南に正対するため南を上に(北方を手前に)して時計回りに見て行く。
(注1)円暦は平面に広げて使用する方位暦盤ですから、壁に貼ってしまえば意味不明・使用不能となります。また地図
と重ねて方位を確認する場合は、中心点にピンを刺して使い、或いはこの円暦を目的の月日の所で折り返して地図に 重ねれば、ピンも定規も使わず二点方位を繋ぐ事が出来ます(「連番号」を参照)。
★真北・・・円暦では便宜上、国土地理院の地図のように緯度(子午線)を明示したラインを真北・真南と見なします。
(注2)円暦は南天主義の暦盤ですので、其れとは逆の北天主義の現在の地図を重ねれば南北を錯覚しますのでご注
意下さい。
(注3)◆真北と磁北・・・コンパスは真北・真南ではなくて偏角(西偏)を指すのでご注意下さい。本図では真北に対する
磁北を朱点線で示した。東京日本橋が6°50′、大阪城で6°40′なので其の中間の6°45′を示した。
因みに礼文島は9°00、種子島は5°43・・・など、磁北角度が各地で異なりますので、地図で見る場合は、この暦の
北を図北(地図の北、または子午線)に合わせ、或いは地図がない場合はこの暦図の磁北の磁針ラインにコンパスの 磁針を合わせて方位を確かめて下さい。
●日の出入り方位・・・中心から十方位に広がる朱線は、北側から南面して太陽を見た場合の日の出入り角度です。
太陽は日々移動するものの、地域性と四季によって決まった方角から出入りしますので、此処には北緯35°の例を
図示した。
因みに同緯度に当たる地域は東から館山、静岡、刈谷、大津、京都、江津のラインであり、同緯度の地平線なら、@
夏至には+29°75′、A立夏・立秋には+20°75′、B春分・秋分には+0.6°、C立春・立冬には−19°45′、 D冬至には−28°40′の角度となります。但し、何れも東をゼロとした角度。
■参考文献:「理科年表」・国立天文台編・丸善。
■五方・・・五方・五気・五行・五色の配分図式は古来東から西に回ると決まっていて各方位の意味も、東=春=木=
青(緑)、南=夏=火=赤、中=土用=土=黄、西=秋=金=白、北=冬=水=黒(紫)となります。
■天気は五風十雨・・・天気は四方を循環する(方位の節目を五行が巡ります)。例えば風雨も春は東から、夏は南か
ら、秋は西から冬は北から変わる。土用は四隅の時候を決する節目。天気は五風十雨の循環で五日毎に変化する が、世の人の心が異常であれば其の循環を狂わす(天人相関性)。
●内陣(円盤部)・・・定点(中央)から見た四方(東西南北)、八方(四方と四隅)、四隅は艮・巽・坤・乾。及び12方位=1
2支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の方位盤、及び磁北。
▲六方位・・・三方・三角形を逆に重ねた形が六方・六角です。
因みに366方と360°の対比は、61日目:60°、122日目:120° 183日目:180°、244日目:240°、305
日目:300°、366日目(冬至):360°=0°となります。
◆八方の理・・・四辺形を45°ズラせた形が八方・八角形です。四方は祖父母で八方が曾祖父母の位置に当たる。よ
って古来、八方を「蓮弁」の形で示して来た。此れは8→16→32→64→128・・・へと倍数比で細分化し広がります。
▲十二方位・・・六方をズラせて重ねた形が12(十二支)方位・十二角形である。但し西暦上の十二ヶ月とは七日ほど
ズレる。
■十六方・・・八方をズラせて重ねれば十六方位になり、此れが高祖父母の位置なので菊座とし、古来、「16弁・菊花
紋」の形で黙示して来ました。此処までが本人の肉体の五臓六腑や四股五体を司る位置付けとなる。
●二十四節気は1節気当たり15日余りですが、厳密には二至二分・四立が一日だけなので、残り16気の1気当たり
の日数は平均22.375日。
●二十八宿(今回削除)・・・東西南北の四方に各7宿星。
●三十二方位(今回削除)・・・16の倍数が三十二方位で五世父母、即ち身体表面を司る先祖の位置、此処までが即
ち人の魂の実相であり、其れを先哲が易・八卦の原理や法華(32弁菊花紋)の形で黙示した。此処から更に六十四方 位に続く。
●六十四方位(今回削除)・・・六世父母の位置であり、即ち人のDNAの設計図ともなる64環ですが、更に倍数比で1
28へリンクする。
●七十二候(今回削除)・・・一周を5度に等分すれば36方位の2倍の72方位となり、太陰暦では5日/360日となる
時候を細分化して示した。但し1年366日を72等分した場合は、1候当たり単純平均が5.08日となる。
●周縁(紋様部)・・・同心円で内陣から外環に広がる円環や多角形は先祖との方位関係図と見たのが日本人ですが、
古今東西の世界観として、各種の神仏観・曼荼羅ともなった。
■外陣(放射線部)
■(注)方線部・・・全周に広がる放射線で太陽の一年を図示した放射暦盤ですが、此処では360度法ではなくて、36
6°に等分した分度ですから市販の方眼紙や360°の分度器を使えば誤解と錯覚を重ねます。
■方陣・・・方形の枠が御堂(方丈・四畳半)の平面(または家屋の敷地)に相当します。
御堂は天文観測を続けて暦と時刻を刻む場(見る堂)でした。
●連番号・・・@c[ロの冬至から始まり、時計回りに進んで366の冬至(ゼロ点)に戻る一連番号です。
現行暦では基準点がなく、毎年月日が動きますが、万年暦のこの番号は固有の方位と月日が不変の位置関係なので
日数計算にも便利です。但し閏年は2/29を含めて数え、平年は其れを飛ばして365日として数えます。
月日を数字で計算すれば面倒で間違い易いのですが、円暦bネら簡単です。
Aまた目的の月日を連番号で見れば逆方位の暦日が正しく割り出せます。特に対極の日は半年後ですからこの円暦
を定点で二つ折りすればOKです。
其れに例えば366(12/22)-183=183(6/22)となる通り、対極が必ず183日後ですから、bS5(2/5)ならば+18
3=228(8/6)となり、或いは137(5/7)なら+183=bR20(11/6)・・・と一目で分かる。しかもこの正逆関係は奇数 と偶数の奇偶一対として再確認出来ます。
●外陣(四周)・・・現行暦による暦日群。但し西暦では、其の年が平年か閏年かで春分や冬至の日がズレますので、
固定方位のこの万年暦に対してズレて来ます。此のため曜日、暦注、雑節、行事、祭り、歳時記などを今回削除しまし た。
◆付記 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
●普遍の原理・・・人の生死も地震や天気も、太陽のこの円暦方位に従って循環する。よって日本の古王は丸い天を
捉えるために其の下の土地には方陣を設えて祭政一致の祭り事を続けて天地一体の秩序と調和の道理を「天円地方 の理」で示して来た。古墳から出土する銅鏡もこうした普遍の多重円環の道理で四季や時刻を整えた神器でした。
方位は古来不変の法則であり、其れに基づく祭事によって日本は永く平和な伝統文化を維持して日次し歳時記を綴っ
た。
其の世界観を見習った哲理が易・五行であり、また曼荼羅や五輪塔も方位の軸に重ねて「天文・暦・人文・地理・風水」
を結ぶ場でしたし、多宝塔やイスラム寺院のモスク、或いはアンコールワットの遺跡も其の流れであり、古今東西普遍 の世界観でした。過去や遺跡に今も生きる「目玉」が実にこの円暦です。
暦は原則として天文地理の方位関係式であり、数式には馴染まないものでした。古墳や祭礼、寺社の参道などもこの
非数式の方式で暦日を刻んでいます。従って逆に、この円暦があれば古墳の謎や意味を解明し、其れに歳時記を絡 めれば歴史の謎を解き、事実を実証できる事になります。
其れに対して改暦を重ねた今のような数式カレンダーで歴史を見ても自然と一体化した宇宙観も歴史も認識できない。
とすれば改暦が進歩ではなくて文化破壊であると分かるでしょう。 近年は削除して、歳時記、月夜見暦、古暦の解説などを含めて詳しくは下記のホームページに公開していますのでご 参照下さい。URL:http://toki.mikosi.com/「日知り」
▼工業所有権・著作権により無断転写・複製禁止(もしコピーしても方位が歪んで誤差が広がります)。
▼原図作成 H17/12/30 作成者:シバタニ ヒデオ
▼発行元:大阪・河内長野 ◎円相学会・朱印のないものは無効。検印 → ○
▼価格・・・・・・・A2版(二色)またはA3版(多色)1枚¥350−、縮小版(白黒A4〜B4)1枚¥50〜150−、郵送料¥90
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