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  日知り    V屋根1


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▼此処は「V屋根1」以下「V2、V3」のページです。・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★

1. 住宅革命・・・・・・屋根はVカットになる !

 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ エコライフの新築プラン・V屋根 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・   
 
 
●此れから新築を計画中の皆様はちょっと待って下さい ! 朗報があるからです。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 新しい建物の屋根は、自然にも、人にも優しい「V屋根」にしませんか! 此れは以下の通
り、欠点なしで多くの利点が有るプランです。

「でも、割高につくのでは?」とご心配なら、下記の利点をご覧下さい。環境に優しく、災害にも強く、「省エネ・低コスト」
ですから安心です。「シンプル・イズ・ベスト」はV屋根です。此のシステムで従来とは一味違う安らぎや贅沢なエコロジ
ーを実感できるでしょう。

例えば、雨を嫌わずに、少しは雨水の楽しみ方を体験して見ませんか?
また例えば雨水で手や顔を洗って見ましょう。

そうすればきっと、雨音のざわめきとか雨水の優しさとか・・・・色々ですが、
何れにせよ「幸せ」の味わい方が確実にまた一つ、増える事になりますね?



・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ V屋根プランの公開(ヒジリ掲示板)・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・   
 


「V屋根の公開」 投稿者:お兄様 投稿日: 06/9月 9日(土)20時40分18秒

特許申請中だった「V屋根」の特許を断念して本日から公開する事にしました。此れは従来の山形屋根とは逆に、V
型にする事で雨水を保水するものです。屋内が涼しくなりますからクーラーがなくてもOK。更に其の水は水道になりま
す。蒸留水ですから何よりフレッシュです。お風呂にすれば実に爽快。

京都議定書で約束したものの地球温暖化をストップ出来そうもない。肝心の米中が無関心ですし、日本も削減では
なく増加に転じてしまった。従って此れから水飢饉の時代に突入する。政府に頼らず自分で対処するには「V屋根」しか
有りません。どうぞご自由に試行錯誤して見て下さい。きっと満足されるでしょう。

 (旧アドレスhttp://www.a2.e-line.jp/~oni/)。以上は前のURLで、今はhttp://toki.mikosi.com/になっています。





京都議定書では温室効果ガス削減案を決定して各国が削減を目差したが、日本の場合は削減できず増加してしまっ
た。大量消費国の米中が無関心なのですから削減は当分見込めません。其処でEUはこのほど温暖化が避けられな
い事。

そしてイギリスの専門家のシュミレーションでは2度上昇で31億人が水飢饉になると予想し、深刻に受け止めて其の対
策を模索している(06/9/9NHKTV)。

ですから水不足は必ずやって来るでしょう。そのための此れは提案です。今だけを見て安心していれば其のときの役
には立ちません。



2. 建物にはどっち道、屋根が必要ですが・・・・・・このV屋根が結局割安

 ▼結局は安くつく

従来の屋根から「逆転の発想」で山形からV形スタイルに変えるだけですから、屋根としての費用は原則として同じです
が、大量生産ではなくて注文建築ですから、材質や工法も在来の条件とは違いますので多少は割高になります。

でも、その分は以下に説明する事項(水道代ゼロなど)で十二分に回収出来るでしょうから割安ですし、結局は「断然お
得!」となるでしょう。

@「五風十雨」

V屋根は一時に水を貯めて長く保存する「貯水タンク」ではなく、少しでも雨が降れば広範囲から集める集水装置
あり、其れを直ぐに日常の暮らしに使える、と言う仕組みの保水器です。

しかもこのV屋根には再び次の雨が降ってまた雨水が溜まって来る、と言う好都合な仕組みですから、V屋根には常に
入れ替わる新鮮な生きた水が保水されます。この点で、既存のダムやプール、或いはタンクとは違います。

従来のダムや水道が「死に水」をビジネスで運ぶタンクローリーや乗り合いバスとすれば、V屋根は全く違って、家の屋
根に川が流れるような装置によって、其のつど「生きた水」を必要なだけ、私的に運ぶマイカーのような存在であり、
きた水の循環システムなのです。

古来、日本の気候風土は「五風十雨」と言われて来ました。其れは、日本の天気が雨季や乾季と言った偏った気候風
土ではなく、「五日に一度の風と十日に一度の雨が降る」、と言う経験則があった事を端的に言い表した諺でした。

さて、最近の30年間の降水量は大阪の場合、年間雨量の平均が1306mm有ります。此れを月平均にすると109m
mの雨量ですから、ダムのような所に一時に大量に貯水する必要はなく、一軒の家のV屋根の深さであれば、多少余
裕を見ても25cmから最大50cmも有れば十分です。

この程度の容量であれば、家屋全体に架かる荷重も平均化されますので、普通の建物より堅固な構造に設計する必
要は殆ど有りません。








天気・・・・・・・天気は地球環境のケガレを浄化するために晴・雨・風と言った形で祓って解消し、地表面が再び元気
を取り戻せるように働く生理現象です。従って此れは周期的に行われる。

其の循環は基本的に「五風十雨」の順に繰り返す事から、当会では此れを一年前から予測し、「天気カレンダー」として
公開して来たのですが、今年の分は別紙に掲載しています(但し、気温や風力は除外している)。

此れは、気象庁が直前まで予報を修正してやっと30%の的中率であるのに対して、毎年70〜80%の的中実績を過去
十年来、続けているものです。

◎水は、リサイクルの王者であり女神です。現代の省エネとか環境と言えば、主として火や光の石油や電気が対象で
すが、それらは直ぐに消えて無くなるものです。

其れに対して水は常に万物の周りにあって循環して地球環境を守っている。
水は例えば海面から雲となり、雨となって山河を洗い清め、人家の屋根を洗い、トユを洗い、

其れをV屋根に貯めれば其れが軟水風呂として人体の心身を洗い、更に洗濯にも再利用出来るし、その後は下水とし
て汚物を流してくれるのです。

なので水は最大のリサイクルの働きをする、まさに「リサイクルの王」である。



AV屋根の構造にした場合の水道料の計算例

 ・・・ ・・・ チョット水臭い話ですが  ・・・ ・・・

▼建物の屋根の面積が例えば10m四方で100u(約30.3坪)とし、またV屋根の深さが25cmとした場合、その容
量はV形ですから箱物の半分となり、最大でも12.5立方m(約1.25トン)となります。

ですが、このV屋根の水の荷重は建物全体で支えますので、満タンの状態が続いても平均化されて1u当たり138.5
kg程度に過ぎませんから、水の荷重をさほど心配するには及ばない訳です。

▼次に其処にどれくらい保水可能か、の「貯水量」については、大阪の場合は月平均109mm降りますから一回で其
れを全部収容するのが無理としても、毎日少しづつ消費すれば月間では水が数回入れ替わります。だから結果として
その保水・貯水、即ち月平均の流水総量は、109mm×100u=10.9立方m程度となります。

其処でV屋根に溜めた水が蒸発しないと仮定した場合の計算では、▼例えば、1家庭で此れまで毎月上水道20立方
mを消費して、料金にして1立方m当たり133円を支払って来た一般家庭の場合と、このV屋根を付けた家庭とを比較
すれば、前者は2660円の料金が掛かるでしょう。

其れに対して、後者ではV屋根を付けても必要量20に対して貯水量は10.9ですから、20−10.9=9.1立方mが
不足します。この不足分は従来の上水道から補う必要がありますが、其の場合でも水道料金は計算上1450円ほど
浮いて来る事になります。

▼或いは上下水道料金(下水使用料を含む)が立方m当たり250円の地域で、仮に毎月平均20立方mを使って500
0円を支払う一家庭がV屋根を付けて、其の深さを上記の25cmではなく二倍の50cmにした場合は、同じ100uで2
1.8立方m回収出来る事になりますので、上下水道料金はゼロになるでしょう。

其の点、従来の山形屋根では全く其の機能が有りませんが、このV屋根にした場合は、1ヶ月0.5万、1年で6万円、
そして仮に30年通算すると無理なく180万円も得する計算となります。

▼でも・・・・・・建築費が高くつくのでは?

ご安心下さい。屋根の上に不安定なタンクを載せる訳では有りません。雨水を水平に保水するのですから荷重は平均
化されてしまいます。V屋根荷重と満水時の荷重(20/100=0.2トン・u)との合計は、陸屋根より少し重くなる程度
ですから余り心配するには及ばないのです。

しかも其のV屋根にする費用は、山形を反転させた形ですから、原則として同額ですが、只今、特注品の段階では多少
割高になるのはご容赦下さい。

将来、V屋根が普及して量産に入ればコストダウンも図れますが、今でも仮にこの屋根の材質を貴金属にして置けば、
数十年先に家が腐朽しても屋根材は貴金属の其のときの相場で売れる訳ですから、環境を汚すゴミとなりませんので
必ず必要な解体費用が不要となります。


Bダムとの比較
  
大陸では雨季と乾季とがハッキリしていますから、其処に住む人達は毎年のように季節毎にやって来る豪雨と洪
水、そしてその後は一転して長く干天が続くなど、激しく交互に繰り返す環境変化に何時も悩まされて来ました。そうし
た宿命から逃れるための夢のプランとしてダムが実現した。

こうした大陸的な観念を真似て日本でも次々巨大なダムが建設されて来ましたが、日本の風土には余り役立ちません
でした。日本は、雨季と乾季とが別々に来るのではなく、数日毎に雨天と晴天が「五風十雨」で繰り返すからです。諸外
国の山は裸山が多い。だから雨が降れば一時に流れてしまうので其れを蓄える目的のダムが役立つ。

所が日本の山は殆どが緑の森林です。特にクヌギやブナ林はスポンジ状の腐葉土にしっかり保水し、水を蓄えるので
ダムの出る幕ではなかった。所が渡来式土木行政は巨大ダムを造り続けました。其れが原因で実際の所、森林破壊
になって川の水を減らして環境悪化を促進してしまったのです。

国土交通省の水資源のホームページ(2004/3月初)によれば、1960年を基準とした場合、以後43年間は降水量が減
少し、其の内、9ヶ年が厳しい渇水となったと有ります。従って今後、利水の安定性の低下が大きな問題となっていると
言う。

次に04/12月、「淀川水系5ダム問題」では、産業構造の変化と人口減によって水の需要が減ったため、利水事業にも
意味を失ったとし、更にダムには「洪水防止」と言う期待もかけられて来たが、其の目的であれば、ダムよりも川幅を広
げる方がコストも安く、効果的であると指摘して「5ダム中止案」を発表しました。

ダムは費用対効果の面でも今は疑問の声が大きくなった。実際、三重県の川上ダムは04年度完成予定でしたが、
未着手のまま「水需要見込めず」として奈良県は撤退を表明した(04/3/6)。

また其れまでに奈良県の大滝ダムの試験貯水で家屋に亀裂が入り、38世帯が移転決定(H15/6/23)など、環境に対し
ても問題の多い事が既にハッキリして来ました。其処で04/9/30、国交省専門家会議は「淀川水系5ダム建設認め
」との断を下したのです(「ヒジリ事典」を参照)。

そして熊本の川辺川ダム訴訟で福岡高裁が03/5月に計画取り消し判決を下し、また05/12/9日には永源寺第2ダ
ム計画が大阪高裁で「事業計画は違法」と判決した。最早ダム建設の時代は終わりました。

其の点、V屋根はダムではなくてお皿のような構造の保水装置です。山には森があっても、都会には森がないから自
分の屋根に保水する訳です。此れが広まれば結果的にダムが目的とする同じ効果を得られる訳ですし、そのコストは
ダムとは比較にならないほど安くつく訳です。

其れにV屋根は何処にでも直ぐに作れる利点が有り、しかも直ぐに役立つ簡便性が有る外、副作用や公害は全くなく、
人畜にも無害であり、庭木にとっても優しい水を確保するシステムと言えます。


C水道の公害をご存知 ?
 
日本人は古来、清潔でした。ですから水についても定評があり、例えば、「住宅、ホテル、公園の何処でも、水道の
水を其のまま飲める」、と来日した外人たちが一様にビックリした。だが戦後、日本人にシラミが出た事からGHQは頭
からDDTをぶっ掛けました。

同様にGHQは、水道水は塩素で殺菌しなければ駄目だと指令した。水道にも彼らの「衛生観念」を押し付けたのです
が、日本の水は欧米や大陸とは違って元々綺麗であり、「殺菌・消毒」は無用でした。でもアメリカ人の言った事に日本
の関係者は何の疑問も持たず、以来、水道には必ずサラシ粉をぶち込みました。

サラシ粉なら石灰が塩素の毒性を緩和・軽減する作用もあった。けれども今では生の※塩素ガスを封入し、その塩素
水を浄水として給水・販売し続けるのですから問題です。特に近年は水質悪化を理由に其の封入量を益々増大してい
る点で弊害を及ぼしています。

※塩素は極めて有毒なので多用は禁物です。塩素ガスは元来、各種の毒ガスの基材として重宝されて来た経緯があ
り、其れから判断しても毒性は明らかです。その殺菌作用も光によって分解するため、塩素類は必ず着色壜や冷暗所
に保存して来ました。

水道管も下水管も冷暗所ですから、其の殺菌効果は各家庭に届くまで密封されて、人が其の毒性を消費し、吸収した
後も残り物が下水に流れて微生物を殺します。こうして人が吸収した分は人体を蝕んで病気を増やし、それ以外は田
んぼや河川に流れて諸生物を殺し、絶滅種を増やし続けるのかも知れません。

そして今は更に、南極上空のオゾンホールの拡大が大きな問題となっています。其の犯人はフロンガスとされて来まし
た。でも其の主成分は塩素であるとすれば、オゾン層の破壊を手助けしている事になるのです。その外、河川にはPR
TR法(化学物質・排出管理促進法)で言う発がん性などの有害汚染物が354種類も排出されている。

其れらを上水道とするために浄水場で幾ら塩素を増やしても浄化出来る訳はないのです。

従って水道水には、カルキ臭、残留塩素の外、アンモニア性窒素、硫化水素、鉛、砒素、水銀、重金属などの有害化
学物質が混入し、或いは23種もの農薬、クリプト・スポリジウムやレジオネラ菌、バクテリアやカビ、藻類などの有機化
合物まで複合的に混ざっており、また近年ではトリハロメタンの臭いの問題も有りました。

此れは下水処理に大量の液化塩素(次亜塩素酸ナトリウム)をブチ込む事が原因で発生・増加した事が判明した。
此れに限らず、上水道とは言っても、一般の河川や下水の水をリサイクルしている以上は、実際、殺虫剤などを含めて
何が入っているか分らないのですし、其れを完全に浄化するのは到底無理なのです。

従って水道水を放置すれば酸化して腐ります。鉛の酸化やバクテリアの繁殖が原因です。でも清潔な筈の水道水が酸
化で腐るのは飲料水としてインチキです。鉛管は元々水で溶けるようなものではないのに、先の次亜塩素酸ナトリウム
による塩素が鉛に反応して溶かし出し、鉛害としている可能性があります。

水道の臭みはこの塩素による臭素酸に起因するとの知見(H15、厚労省)もありますし、其の上、酸欠の水では決して
美味ではない訳です。また例えばビルやマンションの受水槽は定期的な保守(清掃)と保健所の検査(2万円)が義務
付けられています。

でも綺麗な水道水しか入らない筈の水槽が其れほど汚れたり腐食している事実があるのは自己矛盾ではないでしょう
か。つまり、水道水には水槽を汚す成分が多い、と言う事実が分かります。

外にも例えば、蛇口の周りが白く汚れるのを普通は「あく」と思っていますし、またポットのお湯が汚れて来るのも「水
垢」と思って誰も気にしませんが、此れはサラシ粉などではなくて、下水のヘドロが水道水から出てこびり付いた証拠で
ある。とすれば、清潔な筈の水道水の正体は実に不潔な水であると言えます。

無論、厚生労働省は水質基準を設けて特にH16/4/1日から合計50項目に増やした。けれども殺虫剤や農薬類につい
ては1項目しかないのです。06年からの食品衛生法では残留農薬0.01ppm規制が800種にもなるのに対して、食
品よりももっと大量に飲み込む水道水の其れがたった1項目だけと言うのでは言わばザル法です。

ですから、「水道水は安全」と言われても不安です。海も川も湖水も汚れている以上、複合汚染でどうしようもない事態
になっている水道水がクリアされていないのですから何時危険な存在になっても不思議ではない。其の上、集団感染の
危険性やテロの標的ともなり易い公営水道への一本化は色んな問題が有ります。

ですから例えば「化学物質過敏症」に対応する良質の住宅を新築したとしても、其処に従来の上水道を配管してしまっ
ては問題を半分しか解決出来ない事になる訳です。とすれば行政や水道関係者は今こそ国益のため、国民のために
既得権を捨てて方針転換をする必要があるでしょう。


3.V屋根の効能は盛りだくさん
                              
V屋根の利点は多大で・・・・しかも欠点はなし。例えば、水道料金だけでなく、ガス代や電気代まで安上がりにするでし
ょう。


@水道代が安くなる

日本人は此れまで、「水と安全(空気も)は只だ」と思って来ました。でも今では公営水道から水道管を引いたり、ペット
ボトルで「水を買う時代」になっています。市販品のペットボトル一本の値段が既にガソリンの二倍と言うことも有りま
す。

しかも今後はライフラインの内、電気・ガス・水道など公共料金が高くなり、特に水道料金は各地で益々値上げの時代
を迎えるでしょう。でも、天は平等に、氷河や「アルプスの水」と同じ水を地球の各地に恵んでいるのです。ですから其
処にV屋根が有れば安心です。

「富士の高嶺に降る雪」と同じ、新鮮な水(バージン・ウォーター)が天から次々補充されるV屋根があれば其れをタダで
戴ける訳です。

Aフレッシュ・ウォーター

水道水は何回もリサイクルしたものですから其の水質には下記のような問題が有りますが、其れに対してV屋根の
雨水は氷河の氷や「アルプスの水」と同じ高品位の水であり、これ等をバージン・ウォーターと言う。つまり天然のフレッ
シュ・ウォーターですから、腐りません(雨水は原則として蒸留水ですから塩素処理しなくても腐らない)。

ですから植木に撒けば植木が活性化し、花瓶の水に使えば切花も長持ちしますし、金魚の水槽に入れれば金魚にも
優しい水となるでしょう。其の点、今の上水道水は、生活雑排水である汚水から窒素や燐を有る程度は除去・浄化
するものの、其れをまた何回もリサイクルした言わばブレンド水であり、従って汲み置きした水道水は腐ります

ですから決して清潔な水ではなくて「ケガレ水」でしか有りません。其処で「より安全な水を供給する」と言う大義名分に
よって水質基準を設け、更に「殺菌のため」として必要以上に多量の毒ガス(塩素ガス)を封入して来ましたが、公営水
道と言う独占的な業務のため此れまでは大きな社会問題にはなりませんでした。

更に古い水道管の多くが鉛鉄管のために鉛の毒性が滲み出すので人体に悪影響を及ぼしていますし、赤錆色の錆く
さい水も多いのですが、費用分担法の問題から付け替え工事が遅々として進まず、社会問題となっています。

こうした原因からその水質は多くが硬水となり、しかも鉛・鉄管や塩ビ管の中を密封されて酸欠状態で流れて来たもの
ですから飲めば「不味い」のが当たり前です。此れが定評となって市民の「水道水離れ」が進み、ミネラルウォーター指
向が定着して来ました。

よってこうした水道水を飲用や入浴に使えば肌を痛め、歯を痛めるのみならず、アトピーの犯人となり、アレルギー
性鼻炎や気管支喘息の急増となって来ました。その他、詳しいデータはまだないものの、骨粗鬆症などの真犯人の疑
いも有ります。

塩素が、アトピーやアレルギーの真犯人とする説を神戸の吉岡先生ほか多数の学者や医師が指摘して来ました(吉
岡事務所はTel078-241-7090)。

水道水の場合、浴室を閉め切ってお風呂に入ってシャワーを使っていれば、其処は塩素ガスのガス室になり、息が詰
まって来ますし、其の後にチカチカするだけではなく、慢性的な肌荒れにします。綺麗好きとか、ザラザラ肌を気にする
人は、其れを擦り取ろうとします。

でも幾ら石鹸で洗っても、肌荒れを作る原因が水道(塩素)水である限り、良くなりません。またアレルギーの直接の原
因はダニによる過剰反応と言われていますが、ダニを駆除してもアレルギーが治らない。と言う事は、塩素水道水でア
レルギーの下地を作り続けるからです。

塩素が原因ですから幾らステロイド剤とか、オイルやクリームを塗っても改善しない訳です。こうした水道水を金魚の水
槽に入れれば金魚が弱り、或いは庭木に散水すれば土壌の微生物を殺し続けますので、其処から酸欠状態にして土
質を硬くし、結局は草花や庭木を弱らせたり痛める結果となっています。

つまり水道水には副作用がありますので、其れよりも天然の雨水の方が安全であり、健康的と言えるでしょう。


   

B飲用水

「水道水は不味い」と言うのが定評です。各種のアンケートでも水道水に対する不満や不安が多く、一例(2003/8/2
サンケイ)では「おいしくない」が55.1%、次は「塩素など、消毒剤は良くない」と言う意見が47.1%に達していた。

ですからこうした不味い水道水を我慢して飲用(お茶、コーヒー)に常用すれば胃腸に入って腸内バクテリアを殺します
ので、消化不良と慢性便秘でオナラの多い体質にするでしょう。此れについては分析結果がないものの誰でも経験的
に分かる事です。其の点、水道水に比べて蒸留水と雨水とは電気伝導度がかなり低い。

其れは雨水には不純物が殆どブレンドされていないからですが、此れならテスターで誰でも簡単に確認できるでしょう。
何れにせよ飲用水としては水道水よりもミネラル・ウォーター(硬水)を選ぶ人が既に上回っています(2004/2/27
毎日新聞)。こうした事から最近はガソリンや牛乳の値段より飲用水の方が高くなった事がありました。

飲料水には水道水よりミネラル・ウォーター、或いはV屋根の雨水のほうが元々ナチュラルであり、フレッシュで美味し
く、しかも安心ですし、ガーデニングや庭木にも水道水や加工水より、この自然な雨水のほうが最適であり、「優しい水」
と言えます。

C上水道よりも水質が良い

と言っても、一般に雨水は良いイメージでは見られませんが・・・・・其れが誤解です。例えば水道水や井戸水(何れも硬
水)を汲み置きしていますと直ぐに腐りますが、雨水は蒸留水に近い水(軟水)ですから何日たっても腐りません。しかも
水をヤカンで沸かせば分かります。雨水には水垢はないのですが、水道水を沸かせば水垢が白くコビリ着きます。

此れが下水のヘドロです。こんな経験をした方々は、気持ち悪い水道水を飲むのを避けて態々スーパーのミネラルウ
ォーターを買って、重い水を持って帰って飲用にしています。或いは雨水です。色んな不純物をブレンドした上水道より
も雨水のほうが寧ろ不純物がなく、蒸留水に近い良質で安全な水なのです。

しかも雨水は塩ビ管で密送される水道(ケガレ水)と違って、「天からの上水」であり、天然の雨水は酸素を一杯含んだ
水ですから酸素量が豊富です。其れに、上水道水は「軟水である」と誤解されていますが、殆どがブレンド水のため、
色々の成分が混入した硬水です。

更に誤解がある点は、井戸水やミネラル・ウォーターはミネラル分が有るため、美味しい水とされていますが、其れは
硬水であって、ミネラルウォーターの大半は軟水です。だから、雨水が特に美味しいと言う事にはなりませんが、雨水
は、下水をリサイクルした上水道水や硬水の井戸水より、ずっと清潔で安全だと言う事です。

しかし、「雨水は酸性雨だから」と心配するかも知れない。ですが雨水は蒸留水と同じですから元々中性です。「蒸留水
はph7であり、中性です。中性では電気を通さない。だが此れに石鹸やカルキが入ればアルカリ性や酸性になり、電気
伝導度が大きくなるので電流が流れる。

其れに対して雨水は蒸留水に近いが、空中には0.04%のCO2があるので、其れを溶かしていれば導電率が高くな
り、ph5.6以下の値の低い水なら確かに酸性雨に近くなる。大気中には煙も有りますが、煙はCO2(二酸化炭素)とN
OX(窒素酸化物)などを含むので、此れも酸性雨となります。

雨水の平均値がph4.77(弱い酸性雨)であり、特に降り始めの雨はph5.1と低いため弱酸性雨ですが、数時間降
り続いた場合の雨はph6と高くなる。つまり中性になります(以上「」内は05/7/4日のNHK教育TVより引用)。
酸性雨の検査は少し面倒なのでテスターでも確認出来る。電気伝導度が大きい事はテスターで誰でも確認できます。

この場合、現在の雨水は平均300Ωくらいなので蒸留水・中性に近いのですが、其れに比べて水道水は約100Ωなので
カルキによって弱アルカリ(水酸基)水にされていて、pH値7〜7.5の水準(または5.8〜8.6)の弱アルカリに設定さ
れている。だが水道水は下水ブレンドの不衛生な水です。

ですから例えば、06/3/3のNHKTVによればノロウイルスに都庁では頭を痛めている。此のウイルスは冬場に感染が
広がり、ノロ食中毒による患者が全国には12537人いる事が分かったが、此れは浄水場の問題である。其れに比べる
と雨水が一番フレッシュな水です。

さて、蒸留水なら中性ですから電気も通しませんが、此れに近いのがアルカリイオン水、即ち水酸基水です。其処で少
し乱暴な言い方ですが、水槽に石灰石(またはコンクリートの破片)を入れればカルシウム分が溶けるし、マグネシウム
なら蛇紋石か、何処の河原にでもある小石でも入れて置けばミネラル分を含むミネラルウォーターになります。

それに対して最近、スーパーなどでは顧客サービスの一環としてアルカリイオン水、或いは電解水(別項参照)やオゾン
水と称する水を無料か低価で提供しています。

でも塩素入り水道水を電気分解してカルキ(塩素)をリサイクルしたものであれば殺菌作用があって当たり前ですし、ま
たオゾン水であれば物質の酸化分解作用があるとは言うものの、「美味しい水」とは言えないものもあります。

其れでも尚、「雨水を直接飲用するのは心配だ」、と言う場合は、その蛇口にだけ浄水器を取り付ければ良い訳です
し、またそれ以外は雨水のまま使うほうが寧ろ合理的で安心ですが、無論、上水道より一段ランクが下の中水道として
浴用、洗濯用、水洗トイレ用、洗車用・・・・として使えば何も問題は有りません。

と言うより寧ろ贅沢です。と言うのは、お金さえ出せば誰でも温泉地に旅行出来ますが、其処ではリサイクル温泉です
から清潔さを保証してはいません。其れは昨年各地でニセ温泉と共に大きな問題になったばかりです。其れに対してこ
の雨水風呂には誰でも入れる訳ではなく、殆どの人は生涯を通じて一度も入浴体験出来ないでしょう。

雨水風呂は、新鮮な雨水ですから風呂にすれば清潔な風呂で実に爽快、気持ちが良い。水道風呂のような、へんなチ
カチカがなくてマッタリした感じの風呂なのです。そして軽い水です。水道水がヘドロを含む硬水であり、井戸水や温泉
も硬水ですから重い水ですが、雨水は柔らかな軟水です。

所で水の比重は普通1リットル1キロと思われています。其処で水道水1リットルを計った所、980cでした。次に雨水は
971cでした。1リットルでは僅か9cの差ですが、500リットルの浴槽では4.5kgになります。実際は雨水風呂はもっと軽く
て軟らかく、「お湯がある」と言う抵抗感さえ少ないのです。

其のうえ泡立ちが良く、濯ぎが楽、つまり肌に優しい事も実体験出来るでしょう。其れは髭剃り後のヒリヒリがない事
や、湯上り後に足の裏に石鹸性のヌルヌルが残る不快感もなく、サッパリとする爽快さを体験すれば納得できるでしょ
う。殆どの人は有名温泉や銭湯に入った体験があっても、雨水風呂は体験した事はない筈です。

それに対して有名温泉やホテルの大浴場はゴージャスです。何れも見た目には豪華で綺麗ですが殆どが循環風呂で
す。其れが一年間も同じ水をリサイクルし、掃除だって殆どしていない事が各地で発覚して問題になりました。其れに比
べて雨水風呂を毎晩味わえるのは衛生的であり、また誰より贅沢と言えます。

                                    


所で、お風呂や洗面に雨水を利用したい場合は、一挙にV屋根にしなくても、雨樋の一部加工で簡単に出来ます。普通
の工務店なら簡単に出来ますし、器用な方なら日曜大工で出来ます。また、美肌を求める女性客には、雨水利用をエ
ステサロンや美容室が積極的に教えて上げればいいと思います。

継続的に使えて安価で無害ですし副作用もないのですから。


D軟水を使うのはケチか贅沢か



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