日知り
天気実績1
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黄砂及び実績・諸データ (大阪・南河内・標高120m)
・・・・・黄砂(目測)/天気(平均値)/気温(昼頃)/気圧(基準は1000hp)/残水量mm/風
向・風量/風向・風速(目測m/s日・最大)
▼天気は全てを表示し切れないので昼頃の記録、もしくは平均値です。此のため夜間に雨となった場合は翌日の水量
増加で示しています。
▼其の「水量」は降雨の残水量であり、此れは連日減って行きます。特に★印の風の日に減量が大きい。つまり風に
は見える風と見えない風が有ります。気象予報では分からないが此れが蒸発量の目安です。年間降水量から逆算す れば日々平均3mm程度の降雨があり、また同量が蒸発しています。
地表面からも人体からも洗濯物からも蒸発している事になります。このため、特に夏場は気温と共に蒸発量も平均6m
m以上にアップするので、農地や人間は面積辺り同量の水分補給をする必要が有るでしょう。 ▼西暦の2/18日までは、旧暦ではまだ06年・丙戌であり、三の酉(07/1/15)まである歳は活気があり過ぎて火事が多 いと言われたが風も多かった。西日本は昨年春から黄砂が降り続き、北日本では秋から強風被害が続いている。
米国は12月が1873年以来、129年ぶりの記録的な暖冬で初雪が無いままサクラが開化したと言う(此の為、原油相場
がダウン)が、北日本は大雪、北海道は1/6日に猛烈に発達した低気圧で気圧の差が50気圧となり、1/7日には台風 並みの突風・強風。1万世帯が停電で暖房使えず、1/8日もシケで大荒れとなった。
1/9日の気圧配置も千島列島には950〜954に対して中国東部には1034〜1044となり、其の差84〜90hPaと巨大化した
が、アリューシャン列島に遠のいた。筆者は05-06年に、「梅の開花が3週間も遅れたのは太陽活動の低迷期のためで しょうから次の冬場の06年末~07年初もこの流れが続くのでしょう」と予測を述べた。
▼だから「暖冬」ならば責任を感じる。マスコミは既に、沖縄でしか採れない魚が近海で採れているとか、暖冬で雪不
足。世界的な暖冬で灯油価格低迷。日本の需要も3%減。気象庁なども「全国的に気温が高く、12月の近畿の気温は 0.8度、四国が1.1度平年を上回った」と言い、タンポポの開花が平年が3/8日に対して1/11日に開花。
椿の開化も史上2番目の早さ。長浜の盆梅展も梅の半数以上が開花。和歌山の梅の開花予定も2月下旬だが今年は
既に開花が始まっている(07/1/15朝日)などと暖冬のデータを拾って報道している。米国は大寒波、フランスは気温20 度で夏の陽気、日本(沖縄?)ではセミが鳴き出した。この異常気象は地球温暖化(07/1/20読売TV)と言う。
だが其れは一部の問題であって全体の現象ではない。確かに灯油業者は不安だろうが、当地では早朝には氷が見ら
れるし、1/20日が大寒であり、2/18日が旧正月だから、今はまだ師走であり、此れからが冬本番の寒さが来ると見た のだが、1/25日まで来てまだ暖かい。よって暖冬と言うほかは無い。
因みに前々年からの1/1-1/31日の気温は
05年は 5/8/9/10/5.3/6/8.7/7/7/6/5.3/5/8/6.2/5.8/6/6.3/10/9.2/6.3/7/6.3/5/7.2/9.1/7/
5/10/9.5/-/7.2で213.4÷30-----月平均気温 7.11
06年は 11.5/6.5/7/5.3/4.8/5/4/5.6/5/8/7.2/9/6.5/10/12.2/12.5/9/6/5/7.2/6.2/10/3/4.7/6/
6/8.2/6/-/8/9/で214.4÷30------月平均気温 7.14
其れに対して07年は1/1日から1/25日までの間、正午の気温が先ず5度以下になっていない。
25日までの平均気温が8.748度なので、今までの所は数字上でも明らかに暖冬だった。1/31日になっても新潟は104年
ぶり雪ゼロ(NHKTV)で石油製品販売も4%減(07/2/1朝日)。だが、此れからは寒い日もやって来るでしょう。と述べ たが、暖冬だった。南河内のケースでは灯油の売上が2/21現在で前年の3割減と言う。
07/3/1日の朝日記事、「冬の平均気温最高」---近畿地方は平年より1.6度高く---によれば、06/12月から07/2月の気
温が近畿と東日本で1.6℃高かった。此れは1979s47年の調査開始以来の最高であり、降雪量も少なく、近畿の日本海 側で平年の13%に止まり、都心で雪のない冬は1876年の観測開始以来、初めてと言う。
当地(大阪南部)では、2月中頃に白梅が満開、紅梅が2月末に満開を過ぎた。3/1現在、朝は野外で薄氷が張ったが、
櫻の蕾はまだ固い。3/3日には庭に鶯が来ていて、3/4日には山で鳴いているのを初めて聞いた。3月には寒さが戻っ て寒くなった。1~2月が暖冬だったのに寒さがぶり返した為か気象庁は3/9日に「エルニーニョ終息」と発表した。
ではなくて、07年はまだ太陽黒点数が少ないためであろう。3/11〜13日には寒気団が北海道・東北・北陸に迫り、海は
大しけ、陸地は暴風・吹雪・大雪となって「真冬に戻った」と言われた。つまり暖冬では終わらなかった。とすれば、筆者 の05-06年の予測が裏目に出たのではなかった。
また気象庁は毎年、桜の開花予報を発表して来たが、今年は間違った気温データを元にコンピューターに任せていた
ため、実際よりも3〜9日も早めに予想した事を認めて3/14日に「予想ミス」と発表しお詫びした。静岡で中々咲かない のでミスに気がついたと言う(NHK総合TV)。暖冬と騒がれた07年の3/15日現在、南大阪でも開花はまだ遠い。
3/19日の朝、薄氷。3/31日、桜の二分咲き。4/5日には岩湧山が冠雪した。
黄砂及び実績・諸データ (大阪・南河内・標高120m) 「日知り」 http://toki.mikosi.com/
尚、湿度30%以下を赤字で示した(乾燥が激しい)。
3/23日にも強い黄砂が近畿を覆った。当日昼のMBSTVの気象解説者は「大陸で砂嵐が発生していないので黄砂で
はなくて霞か靄もや」と解説した。だが昨年には隣の北朝鮮の原爆でも観測出来なかったのに、広い大陸の全てが分か るのかどうか。其れに朝靄なら気温が上がる昼までには消えるのに夜になっても分厚く漂っていた。
3/25日現在、此の「天気実績1」のページがウエブ検索の「近畿の気温」585万件のトップになっていた。同日、能登で大
地震。震源地は能登西沖と発表したが、此の日の方位で見れば寧ろ、逆方位の中越である(事典の「ちゆるぎ2」を参 照)。4/2日の満月にはソロモン地震(M8.1)となり大津波となった。スマトラとは方位で対極。
よって秋にはまたスマトラに振り子が戻るだろう。4/5日には岩湧山が冠雪した。黄砂が度々続き、其の汚れ落しの為
に風雨が多い。風雨にする為に、暖かくした後に気温を冷やして雨を作るパターンのようです。よって寒さが1ヶ月も戻 って予定よりも小雨が多発する。
なので黄砂を洗い落としてくれるものの、此の天気カレンダーの的中率はかなりダウンして60%台になりました。なので
事前に訂正したい時もありますが、直前まで修正を続ける気象庁と違って此の「天気カレ」は一度発表したものは年に 一度しか訂正しないと言う厳しい掟を持っていますので辛いです。
熊本は4/18日に春の雪で阿蘇山頂が26センチの積雪。4月に5センチ以上の積雪は27年ぶりとか。
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黄砂及び実績・諸データ (大阪・南河内・標高120m) 「日知り」 http://toki.mikosi.com/
黄砂の項目について、此処では濁が視界0.5km、大が1km、強は5km、黄は10km、薄は20kmを目安とした。
尚、表の気温の中の※印は当地以外の観測で、御杖村(標高560m960hp)、三木SA(標高130m)、及び針インターチ
ェンジ(標高460m970hp)のケース。◆印は北日本に向かって5/18日は大津IC(標高160m)、夜には富山では雷雨と なり、5/19日は新潟の黒崎PA(標高10m?)、其の日の午後、会津では大雨風となった。
5/20-22日は茨城の城里(標高19-46m)からで台風2号が小笠原にあった。5/23日は長野の佐久平(標高700m)での
データを小文字で入れた。
▼「天気カレンダー」は06年から始めて5月にはgoogle.検索で13万件のトップになり、9月には1100万件となり、ヤフー検
索でも1500万件のトップを走り続けました。しかし、ソフトバンクの「OK」の話とは違って此のホームページが2/1に切ら れてしまった。
以後、検索では「天気カレンダー」も「天気実績黄砂」も、どの検索でも行方不明となり、ご期待に添えませんでした。其
処で本日07/3/26日からまたゼロから再スタートしました。其の後、此の「天気実績1」がグーグル検索に出て550件の4 番目になり、更に07/4/26日現在、78000件の4番目にまで戻って来ました。
戻って来て嬉しい反面で悩みもある。黄砂の為に雨風が多くなりましたので、此の天気カレンダーは特に5月からハズ
レが多発して全く当てにならなくなった。今後も此の傾向は当分続くものと思います。50%を切ったら落第ですからリセ ットして作り直します。と述べたが、かなり厳しくチェックしたにも関わらず的中率が52%で留まった(6/4日)。 ★大阪管区気象台は07/5/24日、「今年の夏は猛暑になるとし、梅雨入りと梅雨明けは例年より早め」、つまり短いと 発表した。しかし太陽活動はまだ活発化していないし、黄砂が増加しているため雨が多い。雨の回数は多いが雨量が 少ないだろう。なので冷夏になる可能性か平年並みで水不足になると覚悟したほうが良い。
要するに「猛暑」の御託宣が当たるとは思えない。黄砂や光化学スモッグを洗い流す為に春から乾燥したり連日寒い日
が続いて雨になっています(5/30日現在)。
気象庁は07/6/13日、九州北部の梅雨入り、そして6/14日には中国、近畿、東海、甲信越、関東の梅雨入りとした。
7/2日現在、四国のサメウラダムは此の時期、戦後2番目の水不足。
▼4-5-6月と引き続き、連日蒸発量が大きく、大変乾燥しています。なので水やりを忘れないで下さい。
黄砂の項目について、此処では濁が視界0.5km、大が1km、強は5km、黄は10km、薄は20kmを目安とした。
▼梅雨の時期の6/17日現在、四国の早明浦ダムの貯水率が32%、第3次取水制限。
■文中に誤記や間違いがありましたら、恐れ入りますが下記まで御一報賜れば幸いです。尚、参考文献は各巻末(纏
め・後書き)等に記しました。
以上 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ○▼▲□■☆★○●◎
以下、次ページに他の年月の天気カレンダーや実績表が有ります。
▲尚、地震については「日知り事典」のhttp://hijiri.tamajiri.com/page240.html(地揺るぎ1)の「タイムラグ」を参
照。・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・ ・・・
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